実質化された人・農地プランの公表について
・令和4年1月31日公表
「人・農地プラン」とは
人・農地プランとは、高齢化や農業の担い手不足が心配される中、地域や集落の話合いに基づき、5年後、10年後までに、地域内の農業において中心的な役割を果たすことが見込まれる農業者(中心経営体)、当該地域における農業の在り方などを明確化することです。
農業の厳しい状況が続く中、持続可能な農業を実現するためにも、人と農地の問題を一体として解決することが必要になります。
このため、一宮町では、各集落・地域にアンケートを実施し、各エリアの実情を把握し、話合いをおこない、人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」となる「人・農地プラン」の作成と更新を的確に行って参ります。
一宮町の人・農地プランの実質化状況
一宮町では、4プランが実質化しています。(進捗率100%)
人・農地プランの「実質化」とは
1.アンケートの実施
地域の農業者の年代分布や後継者の有無といった5年後、10年後の農地利用など、地域の人・農地の現状の意向を把握するためのアンケートを実施します。
2.地図による現状把握
アンケートの結果を取りまとめ、農業者の年齢階層別の就農や、後継者の有無などについて、地図に落とし込み、地域の現状を把握します。
3.地域の中心経営体への農地の集約化に関する将来方針の作成
作成した地図や資料を基に、5年度、10年後に農地を担う中心経営体に関する方針を、それぞれの地域等で話合い、決定します。
人・農地プランの実質化について(農林水産省)※補助事業一覧含む。
実質化のメリット
1.耕作放棄地の発生防止
今後、農業の引退を考えられている方の農地は、いずれ耕作放棄地になってしまいます。「人・農地プラン」の実質化に伴い、農業の規模拡大を考えられている方にその農地の集約化を図ることで、耕作放棄地の発生を防止することが出来ます。
2.補助事業の申請資格の獲得
人・農地プランの実質化を要件としている支援措置が多数存在しています。
3.新規就農者や後継者の確保
人・農地プランを実質化することで、集落の新規就農者や後継者が定着しやすくなります。
実質化された人・農地プランの公表
一宮町内において、策定されたプランを公表します。
・区割図
(宮原、船頭給、新地地区)
(釣、枇杷畑、権現前、大村、岩切、新熊、矢畑、原、稲荷塚、8区、11~15区)
(9区-1、9区-2、10区)
(綱田)
問合せ先:産業観光課農業振興係 tel 0475-42-1428