午前中、子ども子育て会議を開きました。第2期の「一宮町子ども・子育て支援事業計画」の案について、議論を行いました。全体として、難しい用語に注釈を付することが提案され、採用されました。これで案は固まりましたので、今後正式な計画として決定される運びとなると思います。なお、会議に先立ってパブリックコメントを募集いたしましたが、特になかったということで、報告がありました。

    午後1時から、茨城県大洗町の議会の皆様が、一宮町の地方創生の、サーフタウン構想について視察に見えましたので、議長と一緒にお目にかからせて頂きました。企画課からの説明に先立ち、一宮町の概要をわたくしからご説明し、質問にも、全庁的施策については、わたくしからお答え申し上げました。まちづくり会社の機能や、海岸部の駐車場の問題などをご質問になっておられました。

    午後は、コカコーラの皆様が、オリンピック聖火リレーにちなむ徽章を届けにお越しくださいました。これは、さまざまな規制を乗り越えなくてはならず、作るのが難しいものだそうです。県下でも、一宮町以外、いくらもないものだそうです。

　オリンピックの開催時だけにとどまらぬ、長い協力関係を作ってゆきたい、とのお話を頂きました。すでにさまざまな局面でお世話になっておりますが、今後も引き続いてお世話になります、とお返しいたしました。

    夕刻、昨日、厚生労働省が緊急会見を開いて、新型コロナウイルス感染症が、「国内発生の早期」に至った、ということを発表しましたので、役場で緊急対策会議を開きました。

　この会議は、コロナウイルスをめぐる情勢が芳しくない嫌いがあったので、土曜日に関係スタッフと開催しようと打ち合わせていたものですが、厚労省の発表を受けて、タイムリーなものとなりました。

　会議では、現状の認識を国・県などの発表にもとづいて確認したうえで、わたくしども一宮町役場の目下の対応を決めるものでした。わたくしどもの町には、すでに平成26年に策定した「一宮町　新型インフルエンザ等対策行動計画」があります。これをふまえながらの協議の結果、新型コロナウイルス感染症にかかったのではないか、との疑いを感じた方には、直接長生福祉健康センター（長生保健所）に電話相談をお願いすることにいたしました。そちらに、「帰国者・接触者相談センター」が設けられており、専門的見地を有するスタッフが、診療機関や移動手段の案内まで含めて相談にのるという体制が組まれていることから、一元的にそちらでの対応に集中するのが適切であると判断したからです。

　新型コロナウイルス感染症は、新しい疾患で、不明なところが多々あります。役場で実質的に有効なナビゲートを差し上げるのは難しく、専門的見地からのアドバイスを仰いだほうがよい、と考えますので、直接長生福祉健康センターにご相談をお願いいたしたく存ずる次第です。