町長日記2019年8月9日(食生活改善会「ファミリー料理教室」に参加NPO法人一宮町スポーツ協会郡民大会優勝・尚武会県大会優勝報告に来庁)
今日は、午前中、食生活改善会の皆様の主催による、「ファミリー料理教室」が開かれました。保健センターの2階の調理室で9時半から始まりましたが、楽しさの中あっというまに時間が過ぎ、終了したのは1時過ぎでした。
この企画は、近年大変な人気で、200人以上の方々から申し込みを頂いています。今年も大勢の方が参加され、全部で5日間開催となったそうです。
今回は、オリンピック開催時に、森田健作知事の提唱で県内各地にひまわりを植えようという企画が行われていることにちなんだ、ひまわりの花の形をご飯とカレーで作るものをメインとするものでありました。
わたくしがご一緒したグループでは、男の子供さんばかりでしたが、お互いに自己主張したり譲ったり、たいへん仲良く楽しそうに料理を作っておられました。わたくしは、皆さんのチームワークにエールを送りたい気持ちでした。
また、お隣のチームの女のお子さん方お二人が、みかんの缶詰を開けるのに挑戦しておられたので、お手伝いをしました。ちょっとコツを教えて差し上げたら、おふたりとも上手に開けられるようになり、嬉しそうにしておられました。
お料理が完成してから、皆さんでお食事タイムとなりました。今日の献立では、全く食塩を加えていない、とのことでしたが、おいしく頂けました。
男のお子さんも、女のお子さんも、今日の講習を踏まえて、是非お宅でも実際にお料理をして頂いて、ほかの方と一緒に食べる喜びを味わって頂ければ、と思います。お世話を頂いた食生活改善会の皆様、福祉健康課の諸君、そしてご参加頂いた保護者の皆様に、御礼を申し上げたく存じます。
午後は、体育協会の皆様が、郡民大会優勝のご報告に見えました。昨年は、白子町に敗れて二位だったのですが、今回は首位奪回ということで、わざわざご報告においで下さったものです。個別には女子バレーボール・男子ソフトテニス・空手道・軟式野球・インディアカ・ゴルフ・ソフトボール・男子バドミントンの8チームが優勝されたということで、優勝カップや盾も持ってきてくださいました。ありがとうございました。
一宮町は、運動施設的には、近隣他町村に比べて優れたものをもっているとはいえません。ところが、スポーツ各部門にわたって郡内最強の力を養って頂いているわけです。このことに対しては、深い感謝と敬意を感じます。今後もご精進頂き、わたくしども一宮町民に力をあたえて頂きたく存じます。
その後、同じく体育協会の、一宮尚武会の皆さんが、県の大会で優勝したということで、ご報告に来てくださいました。尚武会は、かつては人数も多く、たいへん強かったと伺っております。近年はご多聞に漏れず、部員は減少傾向だということですが、それでも大変健闘しておられ、今回も好成績を収められたということです。直接伺ってみると、現在一宮町在住の方は大分少なくなっており、大半は近隣市町村にお住いの皆様だそうです。今後、一宮町の皆さんにも、勇躍参加して頂くように、わたくしもお手伝いでお声をおかけします、と申し上げました。
今日の体育協会の皆様との懇談を通じて、部員が集まりにくくなって困っている、というお話が何度もでました。人口減と少子高齢化、そして余暇の楽しみ方の多様化など、色々な要因が考えられますが、従来パワフルであった社会的・文化的活動が衰退してゆくのは、やはり残念なものがあります。なんとか隘路を脱出して、多くの方々が集まる文脈を作ってゆかなくては、と切実に感じた午後でした。