町長日記2019年6月4日(財務局千葉財務事務所で開かれた「千葉活性化サロン」に出席)
午後、関東財務局千葉財務事務所で開かれた「千葉活性化サロン」に招かれ、オリンピックの準備と、レガシーについての見通しをお話ししました。
事前に資料は不要ということでしたが、行ってみると、千葉県や千葉市からもスタッフが参加していたのですが、たくさん資料をもってきていました。わたくしも、町勢要覧とるるぶを配布すればよかった、と悔やみました。
お話では、上総一ノ宮駅東口建設、釣ヶ崎における自然公園の開設、といったハード関係をお話したうえで、オリンピックによる知名度アップは来訪者増につながるであろうこと、そうした外部からの来訪者の増加を前提に、観光を町の基幹産業のひとつと位置づけて農業・商工業・サービス業を観光回路に結びつけてゆくこと、そしてそれを東京圏への通勤者のベッドタウンとしての機能と併せて、町の財政的基盤としてゆくこと、などを中期的なソフトのレガシー目標としてお話ししました。さらに、一宮町は、各種条件により、大規模開発ではなく、個々の中小事業者が数多く展開する町として進んでゆくべきこと、目標のイメージとしては、鎌倉市的なものをめざすべきこと、また、オリンピックを契機に、サーフィンが全町的にかけがえのない財産であると考えられるようになることを期待すること、などを申し上げました。
会のあとの懇親会での皆様のご意見では、資料がなくても、印象鮮明で、言いたいことはよくわかった、ということでしたので、幸いでした。
なお、町勢要覧とるるぶは、あとで千葉財務事務所から、会員の皆様にご送付頂けるということでした。