町長日記2019年5月31日(国民健康保険運営協議会を開催)

   午後、国民健康保険運営協議会が開催されました。本年4月における被保険者は3563人、昨年に比して194人の減少だそうです。一方で、気になる医療費給付の推移ですが、これは横ばいです。増加でないのがなによりの救いです。

 今年の施策で、この医療費給付を増大させないための工夫として、「AIを活用した特定健診受診率向上支援事業」や、医師会との連携による「糖尿病の重症化予防事業」を予算化しています。これらによって被保険者の方が疾病にかかられるのを防ぎ、結果として医療費給付額を抑制することを目指しています。

 議事はすぐ終了しましたが、その後の話し合いの中で、最近話題の高額白血病治療薬の保険適用の話題が出ました。お一人40万ぐらいの自己負担額の方の場合は、差額の3000万円程が保険給付額となるそうです。

 委員の方々も仰っておられましたが、やはりこうした場合、国の全面的支援がなくてはどうにもならない、ということを痛感いたした次第です。今後、国側も対策を講ずることになると思いますが、わたくしども基礎自治体も、各種の回路を通じて国へ支援の必要性を訴えてゆきたいと思います。