町長日記2019年5月30日(長生土木事務所所長・次長以下、7名の皆さんが来庁と千葉県町村会第1回定例会に出席)
今日は、午前中、長生土木事務所から、所長・次長以下、7名の皆さんが見えて、31年度の事業説明を頂きました。南総一宮線の道路用地買収を進めてゆくということで、町も協力差し上げることを改めて申し上げました。また、16区一宮海岸の区域の、まだ津波防止のための土塁がない部分について、今年度発注を目指してゆく、というお話でした。ここは、16区・海岸区の皆様の安全に大きく関わるので、早く工事が進むことを祈ります。
海岸沿いの県道飯岡一宮線の海側に、九十九里一宮大原自転車道線があります。これは最近整備がなされていない状況でしたが、自転車道標識や路面標示工などを行う予定だそうです。1970年代から話題になっていた、太平洋岸自転車道という長大なルートの一部をなすもので、長らく放置気味の扱いでしたが、オリンピックを契機に見直されているところです。
また、圏央道との接続道路である長生グリーンラインですが、30年度は調査費がつき、喜んだわけですが、今年は引き続いて概略検討が行われる予定だそうです。順調に進めば、3年ほどで計画ができあがるペースだそうで、わたくしは大変嬉しく存じた次第です。
全体として、一宮町の有する各種課題に対して、大変前向きなご対応を頂いており、わたくしとしては嬉しい限りでした。
午後は、千葉県町村会館で千葉県町村会がありました。議事はスムーズに終了しましたが、そのあと、「ユメセン」という企画について、日本サッカー協会からお話がありました。これは、トップアスリートが各地の小学校に出向いて、「夢先生」として授業を行い、夢を持ち追求することの意義について小学生に話す、というもので、近くでは長生村が行っています。資料ビデオで、過去の授業の様子を拝見しましたが、そこに映っている子供さん方は、大変喜んでいました。小高村長のお話では、長生村では2013年から協定を結んでお願いしているが、非常に好評である、とのことで、「推薦します」と仰っていました。費用は謝礼など実費がかかります。モデルケースとして、1回2クラスの授業で、2回行った場合、茂原近郊まで来たとすると、約20万円かかるということでした。
昨年、近代五種競技のオリンピック選手、右代啓介(うしろけいすけ)選手が東浪見小学校で講演をして下さいました。ビデオの様子では、その折の雰囲気とよく似た生き生きとしたものがありました。教育長と相談して、導入するか否か、検討してみたいと思います。