町長日記2019年4月24日(障害者福祉会定期総会に出席と南九十九里浜侵食対策協議会監査)
今日は、午前中障害者福祉会の皆様の総会がありました。昨年GSSセンターで行われた郡市スポーツ大会では、優勝されたわけですが、準備の際に、設営の点でメンバーの皆様にご不便をおかけしたことに、改めてお詫びを申し上げました。
総会は順調に進みましたが、参加者に聴覚障害の方がいらっしゃり、手話通訳支援のご要望がありました。役場には、手話通訳派遣のサービスがありますので、スタッフが早速検討してくれることになりました。障害者福祉会の公的な行事への参加などについては、基本的にこのサービスをお使いいただけるのではないかと思います。
午後は、南九十九里浜侵食対策協議会の監事ということで、平成30年度決算の監査をいたしました。書類を持ってきてくれた白子町の職員の方のお話では、今年は海岸侵食のメカニズムについて、専門家のお話を伺う方向で、研修の内容を検討中だそうです。この協議会の研修は、わたくしは過去に3回出席していますが、毎回勉強になり、貴重な機会です。今年も楽しみにしています、と申し上げました。
その折に申し上げたのですが、わたくしは、海岸侵食対策は、AIに立案してもらうのはどうかと思っています。海岸侵食はさまざまなメカニズムが複合的に組み合わさって発生している事態です。わたくしども人間は、なかなか多数の変数をうまくとらえて結果を導くことができません。AIであれば、その要素も欠けることなく考慮材料としてカウントされたうえで、最適解が導かれるのだと思います。しかも、ディープ・ラーニングということで、累加的にデータ・経験を積み重ねて推論の精度を上げて行けるというわけです。したがって、万能ではないにしても、予想と、現実の効果とのギャップを、人間が行うよりも小さくできると考えるのです。国のモデル事業として、九十九里浜で行ってみるのも、海岸侵食が全国的な問題であるので、パイロット・モデルとして大いに意義のあることではないかと思うのです。今後、機会を探ってみたいと考えます。