町長日記2019年3月17日(綱田区総会に出席と西部土地改良区総会に出席)

   会計課長と一緒に、綱田区の総会に出席させて頂きました。綱田は、松美ヶ丘の住宅地は独自に運営しておられるようで、それ以外の皆様が区の主体です。

 総会では、大変多くの意見が出て、地区の結集力を感じました。中で特に気になったのは、2011年の大震災発生時、多くの外部からの避難者のあった綱田集会所の避難者に関して、役場保健センターに午前4時出向いたところ、閉庁していた、とのお話です。当日、たまたまわたくしは地元にいなかったので当時の状況の詳細は存じませんが、今後は災害発生時、そうしたことは決してないように、町長として命を懸けて救援の先頭に立ちます、と申し上げました。

総会後の懇親会にも参加させて頂きましたが、会場の集会所には、お不動様が安置されています。わたくしは、この明王像はかつて浅間様と一緒に祭られていたのではないかと思いました。綱田集落は、神道を宗旨としておられる方が殆どです。これは明治の廃仏毀釈以来のことでしょうから、その折にでも分離されたのではないでしょうか。今度地元の方に伺ってみたいと思います。

    午後は、西部土地改良区の総会に産業観光課長と出席させて頂きました。西部は、規模は東部より小さく、専従職員はおりませんが、経営はしっかりしておられ、書類なども完備していていつも感心いたします。ただ、並行して進めて頂いている一宮町西部地域環境保全会の運営については、メンバーの高齢化もあるということで、役場で事務をしてもらえないか、とのご要望を前から頂いていますが、検討はしているものの、なかなか実質的に前に進んでいなくて申しわけなく存じます。

   西部では、親の谷の堰が最大のものです。わたくしは取水口のところまでいっただけで、本格的に見学したことがありません。今度是非拝見させて頂きたいと思いました。