町長日記2019年3月7日(一宮商業高校の卒業式に出席と雑誌「日経グローカル」の取材)
今日は、朝から一宮商業高校の卒業式に参加いたしました。卒業式では、「蛍の光」「仰げば尊し」が歌われて、わたくしには、心にしみるものがありました。現在は、卒業式での歌は、様々な選択があるようですが、やはりこうしたものは、古くからの定番の方が、共鳴版が広くてよいとわたくしは思います。知らない歌が歌われるときには、仲間に入れぬ残念感もあります。
一宮商業高校は、今年、9つの資格に合格された方をはじめ、多くの学生さんが、全国コンテストなどで立派な成績を収めておられ、学校としてはすぐれた実績を挙げておられると思います。また、地域との連携にも積極的で、わたくしども一宮町は、たいへん恩恵を頂いています。
ご挨拶では、日頃のご恩に感謝申し上げた上で、それぞれの方が学校で習得した技術・資格を実地に生かして、それぞれに幸せになって頂くことを望みます、と申し上げました。そして、自らの幸せを周りの方に、そして地域に広げて、地域の支え手の仲間に入ってほしい、とお願いいたしました。
午後は、1時過ぎに、議会の各常任委員会でご挨拶を差し上げました。
3時から、日経グローカルという雑誌のライターの方が取材にみえました。スポーツで町を盛り上げる戦略の市町村を題材に連載記事を書かれるそうで、一宮を皮切りにしたいと仰っていました。特にオリンピックと、クリーンシーズについて関心をもっておられました。
わたくしは、土屋都市環境課長とともに、質問にお答えしました。サーフィンと一宮町のなれそめから、地方創生とサーフォノミクス構想、オリンピック誘致の経緯などをお話ししました。そのうえで、クリーンシーズ参加のいきさつ、予定している具体的活動、今後の構想などをお話しいたしました。取材は2時間ほどにわたりましたが、それぐらい時間をとると、相当明瞭な輪郭をもってお話しすることができます。逆にわたくしにとっても、論点が整理されてよい機会であったと思いました。