町長日記2019年1月17日(町道現場確認と千葉県市長会合同部会出席と酒井茂英県議会議員県政報告会に出席)
10:00-11:30 町道現場確認
13:10-14:40 千葉県市長会合同部会(千葉県自治会館9階・大会議室)
17:00 政務活動(サンライズ九十九里)
午前中、東浪見の長生特別支援学校の裏手の、「神道」から入ってゆくところの町道及び、そこに流れる用排水路の現地確認を都市環境課長・産業観光課長立会いのもとに行いました。先日、近所にお住いの方からお話があった箇所です。
道路は、穴については応急処置がしてありますが、路肩については、区から要望を上げて頂くことを改めてお願いしました。また、用排水路のところは、壁面に水抜用の穴が多すぎることを確認しました。これが背後の土地の土砂の流出を誘っているのではないか、との見地にもとづき、水路の水面に近い下の穴をモルタルで埋めてみようという話になりました。
いま、この用排水路は東部土地改良区が管理しているものですが、すでに用水としては使っていないということで、町に排水路として移管したいそうです。産業観光課長は、河口方面から、現在土の底になっているものを、コンクリートで底を打つことを、それを踏まえて考えるべきだ、という意見でした。いいずれにせよ、時間はかかりますが、状況改善に向けて進んでゆきたいと思います。
千葉県市長会の合同部会というのは、国が打ち出した幼児教育無償化のプランの説明を、市長会が政府に依頼して開かれたものです。町村長も傍聴を許されたので、伺いました。
内閣府・厚労省・文科省から係官が来て説明していましたが、かかる経費を誰が負担するのかが、やはり一番大きな問題でした。特に、公立の保育園は無償化に関わる費用をすべて100%市町村がもつものとし、それについては普通交付税で手当てする、というのが今回提示された原案です。
普通交付税での措置では、いったいその金額が含まれているのかいないのか、一向にわかりません。巨大な総額が一括して交付されるだけだからです。多くの首長さん方が、費用については国が100%負担すべきであり、公立の市町村負担は断じて認められない、という論調で一致していました。
ただ、提示された案については、すでに全国市長会や町村会も同意した上でのものということなので、文句をいっても変わらないのであろうかと思います。そういう意味では、会合を開いて頂いたことはありがたかったですが、実質的には、いわゆるガス抜き程度の意見表明会であったかと思います。
夕方の政務活動は、千葉県議会議員の酒井茂英先生が県政報告会を開かれるということでお伺いしたものです。国会議員の先生方もお見えでしたが、ごあいさつの中で様々に一宮町のことに触れて頂き、大変光栄に存じました。酒井先生は、長生郡全体、また一宮町の増進について多大なお力を発揮して頂いておりますので、その流れの中でのお話ということですが、一宮町の行政担当者としては、恐縮の至りに存じました。
一宮町ふるさと大使の、歌手の美月優さんが報告会のあとにゲストとして見えていました。美月さんを一宮町から見えていた方々に直接ご紹介できたのは、ふるさと大使について皆様にご理解いただく、よい機会であったと、嬉しく存じました。