町長日記2019年1月14日(空手道部合同鏡開きに出席)
9:00 空手道部合同鏡開き(玉前神社)
今日は、成人の日です。朝から、玉前神社で開かれた、一宮町体育協会所属の空手道のみなさまの稽古はじめに伺いました。
空手道には、有心会と和道会の二つの流派が属しています。どちらも子供さんが大勢参加しており、各種大会で好成績を収めています。その一端は、町の広報の「体育協会ニュースフラッシュ」の紙面で紹介されています。そして、両会は、流派は異なりますが、大変和やかに協働しておられ、第三者として、常に敬意を感じさせて頂いています。
玉前神社に昇殿し、神前で必勝祈願のお祓いを受けたあと、境内の玉砂利の上で初稽古が行われました。両派の子供さん方が勢ぞろいして、正拳突きの練習を行いました。是非とも今年も頑張って好成績を収めて頂きたいと考えるところです。
体育協会の小関義明さんが、かつて海外旅行に出たときに遭遇した、空手にまつわるお話をされましたが、大変感銘を頂けるお話でした。イタリアで、アフリカからきた部族長の息子さんや、イタリアの兵士の皆さんに、空手の心得があるか聞かれて、小関さんはたしなんでおられたので、手ほどきを差し上げて、大変喜ばれた、というお話でした。また、オリンピック競技となりますので、頑張って、出場をめざしてほしい、と仰っておられました。
数日前に聞いた講演で、鈴木大地スポーツ庁長官がお話になっておられましたが、武道は日本の文化の中でもとりわけ外国の方に「受ける」ものだそうです。これからの外国人ツーリストへの対応の中でも、武道の体験は、恐らく非常に可能性があるだろう、とのお話でした。そして、長官は、剣道・柔道・弓道とともに空手の名前を挙げておられました。わたくしども一宮町も、そうした事柄も視野に入れつつ、進んでゆければと思います。