町長日記2018年12月9日(行政報告会と東口説明会と芋煮会に参加)
9:00-11:00 行政報告会
11:15-12:30 東口説明会
13:00-14:00 芋煮会(9区の1集会所)
今日は、朝9時から行政報告会を公民館の大会議室で開催しました。昨年の報告会には、100名以上の方がお見えになったので、今回も多いかと考えて100脚の椅子を用意しましたが、結果は20名弱しか見えませんでした。
これは、どう考えたらよいのか、難しいところです。現在の執行部の政策推進状況に、最低限の信頼を寄せて頂いているのか、それとも話にならないということで見捨てられてしまったのか。いずれにせよ、わたくしの不徳の致すところというべきところです。現在、オリンピック対応や、上総一ノ宮駅東口開設が本格化しつつあり、存義のところ、或いは争点になるところが少なくなってきたことによるところもあるかも知れません。しかし、行政報告会は、住民の方々と町政万端について直接意見を交わす機会ですので、もう少しご参加頂きたいと思います。
皆様から頂いたご意見としては、一宮リアライズの経営状況についてが、一番大きいものでした。11月号の広報でもお知らせしたとおり、特に問題なく推移しているのですが、なかなか経営状態がよくないのではないか、とのご疑念を晴らして頂けない方があるようです。しかし、事実関係としては、なんら問題がありませんので、今後、次第にご安心頂けるものと考えています。
11時15分からは東口開設工事説明会を開催いたしました。こちらには、30名ほどの方がお見えになっておられました。JRが金銭的負担を負わないのはなぜか、自動改札機はJR側に負担してもらえなかったのか、などの質問を頂きました。これらの件については、いずれも、わたくしどもから何度お願いしても退けられてしまったことをお話しいたしました。
JRは私企業として、利潤を追求している会社だとJR側は仰います。1日5000人程度の乗降客数の駅に数億の設備投資をすることは、それに見合った収益が展望できないので、株主の理解を得られず、不可能事である、というのが、JRの方の仰る根拠です。事務方の折衝は勿論、各種政治的な回路の総動員を行っても、わたくしにはこの鉄壁は崩せませんでした。全国どこでもこの原則でやっているということですので、これを崩すことができるのは、日本政府首脳だけでしょう。
近隣市町村に受益者として金銭負担を求めなかったのはなぜか、というご質問もありました。これは、わたくしはオリンピックまでに完成させなくてはならない、という時限的な制約の中で、建設費についての負担を他の自治体に求めるのは不可能事であると考えたことを申し上げました。
東口ではスイカのチャージができないことについてのご質問もありました。これについては、セブンイレブンさんでできるそうですので、それを大書して、皆様に駅においでになる前に事前にチャージして頂くようお願いするしかないと考えていることをお答えいたしました。
その後、9区の1の集会所で行われていた餅つき大会へお招きを頂きましたので、お伺いいたしました。大勢の方がお見えで、すでに餅つきは終盤に入っていました。わたくしは、大根おろしのからみ餅と、黄な粉餅を頂きましたが、大変美味でした。また豚汁も頂きました。急に冷え込んで寒くなりましたので、体が温まる汁物は最高でした。
9区の1の河野さん斎藤さんをはじめ、地元の顔役の皆様によって運営されている会ですが、老若男女問わずに参加が多く、大変よい集まりです。子供さんも、またそのご両親も大勢見えておられ、世代を超えて交流の広場ができています。全町的にも特筆すべき好状況であると思います。これからも変わらずパワフルに進めて行って頂きたいと思います。