町長日記2018年11月15日(伊勢化学工業社長・小林議員来庁と七歳児合同祝いと秘書広報課打ち合わせと広域管理者会議・暴力団排除対策協議会に出席と長生農業支援センターに関する打ち合わせ)

9:15-9:45 伊勢化学工業社長・小林議員来庁

10:00- 七歳児合同祝い

11:30-12:00 秘書広報課打ち合わせ

13:30 広域管理者会議

15:00 暴力団排除対策協議会

16:00 長生農業支援センターに関する打ち合わせ

 

 今日は、朝、伊勢化学の藤野社長さんご一行が、小林議員とご一緒にお見えになりました。ヨウ素の精錬・利用について、産学官連携の組織を作り、地域資源の活用を図ってゆくプロジェクトが、本格的に始動しはじめたことについて、お話を頂きました。千葉大学・関連事業者4社・千葉県で立ち上げたものです。千葉県は世界的なヨウ素生産地ですが、原料を安く輸出し、加工製品を海外から高く輸入している現状があります。これを改めて、国内で加工まで行って利益を増加することが中心的な目的だそうです。一宮町も、立地自治体として、今後協議会になんらかの形で関与することが求められるかもしれない、というお話でした。喜んでお受け申し上げます、とお話しいたしました。

 

 10時からは、7歳児合同祝いの会がありました。これは、いわゆる七五三の催しで、公民館で来年度小学校入学予定の年齢の子供さんを集めて行うものです。会場では、かわいい子供さんがたが小さな椅子に座って勢ぞろいしていました。わたくしはご挨拶で、この地域では「ひもとき」といって、付紐で着物を結ぶのではなく、普通の帯で着物を着るようになる記念行事として、盛大に行われていたことをご紹介しました。そして、再来年のオリンピックでは、ぜひ直接見ていただけるように、現在努力中であることをお話ししました。わたくしもちょうど今回集まってくれた子供さん方と同じく、小学二年生のときに東京オリンピックを迎えました。1964年のことです。今でもそのときのことは、テレビでヘーシンク選手の柔道の試合を見たこと、閉会式で、4年後にメキシコで逢いましょう、というアナウンサーの声を聞いて切なく感じたことなど、はっきり覚えていますので、今回、直に見ていただければ、それどころではないインパクトでみなさんの心に残るでしょう。是非お約束を実現したいと思います。

 

 その後、秘書広報課の諸君と、町の紹介ビデオを本格的に作ることについての協議を行いました。NHKスペシャル並みのクオリティのものを作って、長く利用しようということで、それなりの予算措置を考えてゆこうということになりました。これから、日本内外を問わず、大勢の方が一宮町に注目・来訪することとなるでしょうから、前回作成した町勢要覧レベルの、決定版の動画を作る必要がある、という認識に基づくものです。是非前向きに進めたいものです。

 

 午後は、広域での管理者会議が行われました。ごみ処理の最終処分地建設問題、長生病院経営改善問題など、いくつかの重要問題が語られました。長生病院の経営問題で目下一番のネックは医師の確保だそうです。千葉大医学部内部の問題もあり、特に外科の人材を確保できていないことが経営を悪化させているということです。

 今後、現在の経営形態を維持するかも含めて検討する必要がでてくる可能性がありますが、来年一年は、院長先生をはじめとする現有スタッフの自助努力の帰趨を見定めよう、ということでした。

 

 その後、茂原警察署管内暴力団排除対策協議会が開かれました。持ち回りで、一宮町長として、協議会会長に選ばれました。あいさつでは、電話de詐欺防止についての、一宮町つくも会の皆様の県警へのご協力についてご紹介申し上げました。

 

 終了後、JA長生の河野組合長以下の皆様がみえて、農業支援センターについての打ち合わせをいたしました。最終案でなんとか6町村の意向がまとまりました。これから各町村で議会にはかり、お認めいただけたら正式に発足となります。新規就農者のこの地域への参入促進で大いに効果を発揮していただけることを期待したいと思います。