町長日記2018年9月30日(台風24号の接近に伴う警戒配備体制)

   今日は、日曜日でしたが、様々な行事が予定されていたものの、台風24号の接近で、すべて中止になりました。

 朝から雨が激しくふり、私の家では、ここのところ水が少なかった庭の池が満杯になりました。少し台風の影響を感じた方もあったと思います。町道の冠水もみられました。しかし、次第に空が明るくなり、日差しもさしてきて、穏やかな天気になったので、台風の感触は一時遠ざかりました。

 10時半に気が早いですが防災服で登庁して総務課長と方針を決めました。3時に、公民館・小学校体育館・GSSセンターに避難所を開設し、ご不安な方は早めにご避難ください、と防災無線でご案内差し上げることを取り決め、2時から警戒配備体制をとるために役場に関係者集合と決めました。

 2時に集合して協議したところ、教育長から、GSSセンターは2時半まで中学のバスケットの試合があり、保護者の車でごった返しているから、役場の車が入れない恐れがある、とのお話がありましたので、ここだけは開設を4時にすることにしました。

 それから、わたくしは町長室で過ごしました。7時には公民館に避難された方のお見舞いに伺い、9時には、他の2箇所にも避難の方が見えたということなので、3箇所を伺ってお見舞いを申し上げました。最多のときで24名の方がご避難なさいました。

 予報どおり、夜中にはすごい風でしたが、雨はたいしたことがなかったので、わたくしどもとしては、助かりました。大雨の際に排水機場に不具合が生じると浸水被害が生ずる可能性があるので、雨が降るのがまず恐ろしいのです。

 朝6時に警戒配備体制を解き、注意配備体制に切り替えました。総務・都市環境・産業観光の3課のみの出動態勢ということです。

 夕方にフェイスブックで、避難所開設のことなどを発信しましたが、ご覧になられた方々にははなはだ好評でした。町のオフィシャルなフェイスブックアカウントもありますが、首長が発信するのは、影響が大きいようなので、今後更なる活用をしてゆきたいと思います。

 10月1日の段階では、がけ崩れなど、若干の事例を除いて、それほど深刻な被害は報告されていません。夜を徹してわたくしとともに警戒や避難所での皆様へのお世話に尽力してくれた職員(女性職員含む)の諸君にお礼を述べたく存じます。