町長日記2018年9月25日(衆議院第一議員会館森英介代議士事務所・麻生太郎代議士事務所往訪)

9:30-10:30 総務課打ち合わせ

13:30-   衆議院第一議員会館森英介代議士事務所・麻生太郎代議士                              事務所往訪

 

 今日は、朝、産休明けの職員の配置について、総務課長と副町長、教育長とわたくしで打ち合わせを行いました。かつては、人事はすべて副町長と町長二人で行っていたと聞きますが、現在はこうした合議の形で行っています。人事配置の恣意性を排し、適材適所を確保するのには、こうした合議制の形の方がよいとわたくしは思います。

 その後、衆議院第一議員会館に、森英介先生をお訪ね致しました。JR上総一ノ宮駅東口の開設についての進捗状況のご報告と、来年に企画している、加納久宜公没後100年記念事業についてのご助力を頂くご相談に上がったものです。

 加納久宜公は、江戸時代後期、一宮町に藩庁があった一宮藩の最後の藩主であり、明治の末年から大正初期にかけて町民の願いに応じて一宮町長をお勤めになられた方です。加納町長の指揮下、一宮町では全国に先駆ける形で耕地整理が大規模に行われました。また加納公は婦人会の創立をはじめ今につながる多くの施策を展開され、一宮町は「模範町村」と呼ばれるに至ったとされています。一宮の別荘地としての繁栄も、加納公のお力によるものです。そうした意味で、加納久宜公は、一宮町の歴史上、特筆大書すべき偉人ということになります。この加納公が亡くなってから来年で100年となります。そこで、町ではいくつかの記念事業を考えているところです。森先生にも、その企画の一部について、お力添えを仰ぐために、本日事務所の方へ伺ったものです。

   それは、実は麻生太郎財務大臣・副総理が、加納公の外曾孫(加納公のお嬢様の孫)に当られるということで、記念事業へのご参加をお願いしようということになり、麻生財務大臣のグループの重鎮である森先生にお話をおつなぎ頂いたものです。

   森先生のお世話取りで、引き続いて麻生太郎事務所を訪問させていただきました。あらかじめ伺っていたとおり、大臣は公務でご不在でしたが、秘書の村松さんが大変丁寧なご対応を下さいました。話の中で、村松さんは、一宮が、日本のオリンピックサーフィン競技の強化場所に決定されれば、さまざまな補助金なども受けられるし、五輪マークも掲げられるし、よいのではないですか、とアドバイスをくださいました。日本サーフィン連盟との協議が必要ということですので、酒井理事長と早速相談してみたいと思います。

   加納公記念事業のプランは、現在すでに少しづつ進行中ですが、今回の往訪で、来年のメイン事業に向けてさらに弾みがつくことを祈っています。