町長日記2018年9月23日(全日本障害者サーフィン選手権の開会式に出席)

   今日は、日曜日ですが、いすみ市の太東海岸で開かれた「第1回JASO全日本障害者サーフィン選手権」に、来賓としてお招きを頂きましたので、出席しました。朝8時の開始でした。

 ご挨拶では、2020年のパラリンピックには間に合わないけれど、その後のパリ、ロサンゼルス大会においては、サーフィンが正式競技に選ばれるのではないか、そのためのジャンプ台として、本大会が大いに意義を発揮できるのではないか、とお話しし、激励のメッセージを差し上げました。気温や波のコンディションは最高ということで、21名の方が参加する記念すべき大会となりました。

 当初、日本障害者サーフィン協会の阿出川理事長は、一宮町での開催もお考えになられたようですが、最終的にはいすみの太東海岸に決められました。釣ヶ崎は、すぐ隣接地ですが、波が大きいので、初心者向きではありません。障害をおもちの方がサーフィンをするときは、ガーディアン(援助者)が複数ついて、常に手助けする必要があります。波が大きければそれだけ難度が高まり、事故発生の危険度も増しますので、穏やかな波のたつ太東を選ばれたのは、合理的なご判断であると考えます。

 太田いすみ市長のお話では、今後いすみ市では、障碍者の方々のサーフィンのプロモーションに積極的に協力してゆくそうです。わたくしども一宮町も足並みをそろえてご一緒したいと思います。

 なお、参加者の中には、一宮町の方もいらっしゃいました。そして、そのご家族として、英会話教室に通われている中学2年生の方も見えていました。この方は、町が開設した英会話教室で自信をつけて、夏休みに単身で二週間カリフォルニアへホームステイに出かけられたそうです。空港でホストファミリーが迎えに来てくれないなど、困難に出会いながら、頑張って過ごしてきて、すぐにでもまた行きたいです、と明るく仰っておられました。わたくしの発案で設定した英会話教室が、受講者の方のやる気のベースになったとすれば、ありがたいことで、政策遂行の甲斐があったというべきです。大変嬉しく感じました。