町長日記2018年8月26日(汚泥再生処理センターの落成式に出席と国土交通省の道路部局に陳情)
本日は、茂原にある長生広域市町村圏組合のふれあいホールで、屎尿・汚水処理の拠点、汚泥再生処理センターの落成式がありました。すでに完成して稼動していること、去る8月21日の町長日記にも記しましたが、完成の祝賀セレモニーが、今日改めて行われたわけです。
セレモニーがすんだあと、汚泥再生処理センター紹介のビデオを見ました。小学生にみせるものだということで、わかりやすい解説がついており、啓蒙性のあるビデオでした。ただ、ここでの水質浄化の仕組みが、排水が流れ込む一宮川をきれいに保つことについては、もっと強調してもよいようにも思いました。かつての一宮川の水質のよさを知っている方ももう少なくなりましたが、流域の排水の水質管理により、再度きれいな流れをとりもどさなくてはなりません。かつての多彩な川利用の、一端でも回復するようにする努力の一環として、啓蒙活動ももっと行うべきでしょう。センターを見学に来た子供たちだけでなく、大人の方々にも、こうした施設の重要性に理解を深めてもらうことが、更に大事な課題であると、改めて感じました。そして、住宅や事業所の排水の水質浄化につとめてもらうことにつなげなくてはいけないわけです。
なお、ビデオに出てくるキャラクターのひとりに博士がいましたが、博士の言葉は、例によって「~じゃ」というものでした。いつも感じるのですが、実社会において「~じゃ」という言葉遣いをされる博士に出会ったことがありません。漫画やアニメの中にしか存在しない言葉遣いです。かつては、老学者などがそうした言葉遣いをしたのかもしれませんが、現在では完全に時代遅れです。いけないというわけではないですが、わたくしは妙な感じを受けます。
午後は、国交省の道路部局に、睦沢の市原町長をかしらに、小高長生村長、石田御宿町長とわたくしの4人で、グリーンライン建設促進の件で陳情に伺いました。7月まで千葉県県土整備部の部長であった野田勝氏が課長で本省に戻っておられ、色々とお世話をくださいました。聞くところでは、これまで、長生郡市の関係自治体では、年1回の陳情しか行っていなかったようですが、他の県の自治体は、7月ごろ、11月ごろ、2月ごろと、毎年3回は訪れるそうです。今後は、我々も更に陳情活動を強化してゆこうと、各町村長方と話し合いました。