町長日記2018年8月22日(平成29年度決算監査講評)
今日は、若菜・場両監査委員による、平成29年度決算監査が終了し、講評を頂きました。全体として、財政状態は各種指標すべてクリアーしており健全であるとのご評価を頂きました。一方で今後、駅東口開設をはじめ、高齢化進展による福祉関係の需要の伸びなど、出費の増加が予想されるので、健全経営に一層留意するように、との総括的注意を頂きました。
個別的には、GSSセンターの床が直ったのは、現場もみてよかったが、観覧席が壊れた状態のままであるので、早急に改善するように、というご意見、また教育課が、講演会など多くの公開活動を展開しているが、録画機器がないようなので、至急調達して記録映像を残すように、とのご意見、いちのみや保育所への県道からの進入路が狭いので、拡幅を早くやるように、とのご意見などを頂きました。また、町営住宅の賃料収取にさらに努力すべし、というお話、補助金団体とは、活動内容についての打ち合わせを行いながら補助金申請に進むように、というお話もありました。
また、事業についてスピード感をもって進むように、ということで、保育園の増築、中学のエアコンなどについて、速度アップのご要望もありました。
中学の普通教室のエアコン設置については、校舎の大規模改修の可能性があるということで、2017年度に小学校と中学校の特別教室にエアコンを設置する際、先延べしたものです。ただ、先生方のお話では、今のサイズでは教室が狭く、改修で教室を広くすれば廊下が狭くなってしまうので、今の校舎をそのまま改修して使うのは、サイズ的に無理がありすぎる、という話です。とすれば、校舎は、新しくしたあと50年間使うとすれば、どうやら全面建て替えしか選択肢がないということになります。そこで、エアコンはリース13年が標準だそうですが、リースするなら来年度から入れて、13年間現在の校舎を使い、その間に建て替え費用をためてゆく、というのが正しい方向のように思います。水漏れしているところがあると伺っていますが、これは水道関係など、部分的に外付けの配管にして対応する形で凌げればと考えています。昨日の報道では、国は全国の公立小中学校にエアコンを設置する補助金を考えているようです。その動向も注視しながら、早急に設置する方向で進めればと思います。