町長日記2018年8月2日(千葉県の河南県土整備部長を訪問)
今日は、千葉県の県土整備部に伺い、7月に着任された、河南県土整備部長にお目にかかりました。部長には、建設関係で一宮町がお世話になっている事業をお伝えし、引き続いてのご善処をお願い申し上げました。グリーンライン、神門踏切、南総一宮線、一宮川堤防かさ上げ、海岸沿いの土塁建設、海岸の養浜、といった諸案件です。
河南部長は、以前静岡県の沼津市の副市長でいらっしゃったということで、沼津方面のお話もいくつか交わさせて頂きました。かつてわたくしも個人的にそうではないかと思っていましたが、新幹線が沼津を通らなかったことは、今でも沼津市にとって大きな負の影響があるそうです。地元に反対運動があったのが原因だそうですが、これは、沼津の発展を大きく遅らせる結果になることを、当時の人々が見通せなかったということでしょう。
沼津と言えば、昨年10月に伺ったときの町長日記にも記しましたが、江戸時代にあった沼津城をすべて壊してしまった経緯があります。これも、恐らく沼津の方にとっては、新幹線を通さなかったことほどではないかもしれませんが、残念なものがあるでしょう。残すべきもの、新しく迎え入れるべきであるもの、なかなか判断が難しいところです。このあたり、一宮でいえば、上総一ノ宮駅の東口開設や、商店街の街並み保存などといった課題とも重なる部分があります。わたくしどもも他の地域でのそうした経験を他山の石として、間違えないで進まなくてはなりません。