町長日記2018年7月23日(16区役員さん来庁と社会保障キャラバン打合せ)
今日は、午前中16区の渡辺区長さんと斎藤繁美さんが見えました。16区で悉皆調査を行ったところ、防災無線の受信機をもっていない方が大勢おられ、50軒もの方が希望されるということがわかった、ということで、調査結果と設置申込書を持参されました。
防災無線は、いざというとき、正しい情報を皆様にお知らせする大事な手段です。それを受信する環境にないというのは、大変問題のある状況です。現有の受信機をすべて16区の皆様に差し上げても、そもそも足りないのではないかと思いますが、今後の、防災無線のデジタル移行も視野に入れて、できる限り対応してゆきたいと思います。
毎年町にやってくる社会保障キャラバンというものがあります。このキャラバンが事前に提出した質問票があります。町への要望、町から国へ出してほしい要望、同じく県に出してほしい要望と、多くの福祉関係の事業について、要望が並んだものです。
毎年、この要望表を関連各課の職員と打ち合わせて、どう返答するかを検討するのですが、今年も各課若手参加のもと、本日の午後に検討会を行いました。
各課の職員が、自分の課に関係する事項をひとつひとつ回答してゆくのですが、なかなか微に入り細を穿って、詳細に答えの案を作ってくれています。課横断的に話をしてゆくので、わたくしとしては、非常に面白い形だと思いました。こうした契機がないと、相互に離れた各課の職員が、一堂に集まって回答し合うというスタイルは、役場内ではほとんどないのではないかと思います。お互いの行っていること、考えていることが共有できて、大変意味があると感じました。
昨年だったか、キャラバンの本隊の到着時に聞いた話では、一宮町ほど真剣に答えを練っているところは珍しいというお話でした。わたくしが思うには、この質問票の検討は、わたくしどもが自らの在り方を認識するのにも有効だと思います。従って、われわれも益を得ている、というべきであると思うところです。