町長日記2018年6月21日(夏季観光安全対策本部設置会議を開催)
今日は、夏の観光シーズンを迎えるにあたって、安全対策協議会を開催しました。これは、一宮町の夏は、海水浴場の開設を柱とする海岸利用の観光需要が高まることを受けて、交通安全・防犯・水難・食品衛生などの各方面からの事故が起らないようにするために開かれるものです。町内外の関連機関・組織が一同に会して、それぞれの施策・方針を紹介して頂き、相互に連携を深める機会としていただくのです。
昨年も記しましたが、共通の目標に対して、さまざまな社会的立場から施策を紹介しあうというかたちは大変面白く、興味深いものです。中でも、一宮小学校の校長先生が、子供たちに、低学年・中学年・高学年の生徒に分けて、休み中に遊ぶ範囲を限定して設定してゆく、という方針を、少々ためらいもある、とおっしゃりながら、安全対策として実施してゆく、というお話をなさいました。本来、休み中なら、なにをしても本人次第なのでしょう。しかし、安全確保という点からすると、ガイドラインとして設定することは問題ないのではないかと思いました。
わたくしが子供のころは、結構あちこち遠出もしました。小学5・6年生ともなると、自転車に乗って随分遠くまで魚とりだなんだと出かけました。そのころは、なんといっても車が少なかったわけですので、交通事故や誘拐などに遭遇する危険などは今より大分少なかったと思います。自動車は今の10分の1以下であったのですから。もっとも、当時はため池などは入ることもできましたし、木に登って落ちることもあり、危険に身をさらしていたことは、今の比ではなかったと思います。いずれにせよ、子供だけで遊ぶときに、注意を促すことは、子供たちを守るために必要であるし、こういうご時勢だと、昔はほとんどなかったことかもしれませんが、大人が一緒に遊ぶしかないのかな、と思った次第です。
そういう意味では、子ども会育成会のサマーキャンプとか、そうした集団活動の意義が改めてクローズアップされてきます。子供には、子供同士での集団での遊びも必要だと思うからです。こうしたことについては、アメリカやイギリスは色々と進んでいる面もあると聞いているので、今後調べてみたいと思います。