町長日記2018年4月14日(九十九人委員会全体会に出席)
今日は、午後、九十九人委員会の中間発表会に参加しました。九十九人委員会は、町の様々な課題について検討して提案をまとめて頂くために設置した委員会で、住民の有志から構成されています。人数に制限はなく、どなたでも希望すればご参加頂けます。現在、オリンピックを控えて、オリンピック部会と、今後の一宮の基幹産業となる見込みを踏まえて、観光部会とが組織されています。そこでまとめられて提案されたプランは、行政側が精査し、有効で可能であると判断した場合は、予算化し、議会に諮って実施してゆくというもので、住民協働のひとつの形として発足したものです。
オリンピック部会の方々は、相当議論を集約して、いくつかのポイントに絞っての報告をくださいました。観光部会の方々は、現在議論されているポイントを網羅的にお話しくださいました。すでに、オリンピック部会の折笠会長さんからは、具体的な提案を頂いており、名刺のオリンピックを踏まえての様式統一など、提案に沿った対応を進めさせて頂いております。
観光部会の皆様には、今後は、国内旅行者は頭打ちなので、外国人旅行者、いわゆる「インバウンド」の確保に努めるのがよいであろうこと、それはポスト工業化時代の高齢化社会に突入しつつある日本において、基幹産業となるであろうこと、滞在型・体験型ツアーを中心とすべきこと、などわたくしの考えを差し上げて、今後、構想を絞り込んでゆく際の指針として参考にして頂けるとありがたい、ということを申し上げました。
今日は、中間発表ではありましたが、参加者の皆様からは様々な意見がでて、実りが多い会合でした。今後の展開に更に期待させて頂きたいと思っています。