町長日記2020年10月8日(サーフィン用ウェイブ・プールについて)
今日は、サーフィン用ウェイブ・プールについての意見交換をする機会があり、たいへん興味を覚えました。
現在、表面的には盛んにみえるサーフィンですが、実は当事者の方々にいわせると、愛好者は減少しつつあるのだそうです。このことには以前も触れたことがあろうと思いますが、一宮でも、海に入っているサーファーの方で、20代以下の方はかなり少ないそうです。
これでは、現在年間60万人の来訪サーファーがいる、といっても、一宮町としては、安閑としてはいられません。オリンピックのサーフィン競技が開催されても、そのレガシーの維持もままならないことになります。
わたくしは、一宮町としては、町民の、特に若い世代にサーフィンに親しんでもらうことが大事だと思っています。そこでまず、小学校・中学校の生徒の皆さんに、サーフィンを試みる機会を差し上げ、サーフィン愛好者になって頂いたらどうか、と考えます。しかし、海では、危険があります。ウェイブ・プールであれば、危険は最小になりますし、随時最高のコンディションでサーフィンにトライできるのですから、生徒さんたちにとっては、このうえない手ほどきの機会となると思うのです。そこで、ウェイブ・プールで、サーフィンの授業を展開したらどうか、と考えます。
恐らく、多くの方は、授業の中で実際に波に乗ることができれば、その後自分でやってみて、サーフィンを生涯の楽しみのひとつとして頂けるのではないかと思います。その意味では、一宮町を含む近接エリアに、ウェイブ・プールが存在することは、たいへん魅力的な状況です。