町長日記2020年9月10日(9月定例議会一般質問の対応について〈防災対策〉)
今日は、9月定例議会を控えて、議員の方々から頂く一般質問のテーマ一覧を拝見し、対応について検討しました。
時期的にも当然のことと感じますが、防災関係、特に避難所でのケアの差し上げ方について、議員の方々のご関心が高いと拝察いたしました。そしてこのことは、議会の皆様のみならず、住民の方々にとっても、最も関心の高いトピックであると思います。
去年の9月の風台風の来襲、また10月25日の豪雨災害、いずれも一宮は相対的には穏やかな方でしたが、それでも受けた傷跡は深く、恐怖の感覚はいまだ失われていません。それに、今年は新型コロナウイルス感染症の蔓延という深刻な問題がかぶさってきています。こうした中で、いわゆる「密」を避けた上で、災害発生時、安全・安心の避難をして頂くには、どうしたらよいのか。
この重要な問題は、わたくしども執行部にとっても焦眉の急の課題であり、現在役場内では急ピッチで新方策の策定を行っています。昨年の台風時の避難所運営の反省を踏まえて、避難所の体制はどうするのがよいのか、少しでも、ご避難される住民の方々に寄り添った体制を作ってゆかなくては、ということで作業中です。すでに原案はでき、さらにブラシュアップ中です。
ここで施策の細部までご紹介させて頂くのは難しいですが、ともかくも、役場はできうる限りの対応をする覚悟でことにあたっていることは、皆様にご理解頂きたいと考えます。
そうはいっても、なによりも、災害の発生がないことを、心の底から祈っています。皆様も、同じお気持ちだと思います。