ペット同行避難について

ペットの災害対策について

災害が起こったら、まずは人(飼い主)の安全、次にペットの安全を確保しましょう。避難が必要な場合は、あらかじめ用意した物資(ペットを入れるケージ、飼育のための食糧等)を持って、ペットと一緒に避難(同行避難)することが重要です。災害時、大切な家族の一員であるペットも守れるように、日頃からできる「備え」について考えましょう。

同行避難とは…

避難所等へペットと一緒に避難することを言います。避難所の同じスペースでペットと生活できること(同伴避難)を指すものではありません。

飼い主の方には家族同様のペットでも、他の避難者にとっては動物ですので、それを理解したうえで適切に同行避難をしてください。

避難した後は、ケージに入れて、避難所敷地内の指定された場所で飼い主の責任において飼育をしてください。

避難所運営に係る職員等は飼育について補助等を行えませんので、必ず飼い主の責任において全てを行ってください。

なお、ここで表記しているペットについて、身体障害者補助犬法等で定めのあるものは対象に含んでおりませんので、一緒に避難し避難所運営職員にその旨を伝えてください。

同行避難が可能な指定避難所・指定緊急避難場所

 名称  所在地備考
1  振武館  一宮3404 屋外
2  GSSセンター  一宮5072 屋外
3  中央公民館  一宮2460 屋内外
4  アジュール一ノ宮  新地甲2434-1 屋外
5  グランドヴュー一宮  東浪見60-1 屋外
6  綱田集会所  綱田2 屋外
7  一の宮カントリー倶楽部 東浪見3166  屋外
8  遍照寺境内  東浪見3009 屋外
9  本給望洋公園  本給10-1 屋外
10  玉前神社境内  一宮3048 屋外
11 観明寺境内 一宮3316 屋外
12  一宮商業高校グラウンド  一宮3287 屋外
13  愛光保育園屋上  宮原69 屋外
14 一宮喜楽園 船頭給201 屋外

避難所では…

様々な人が集まり共同生活をする避難所では、動物が苦手な人やアレルギーのある人などもいるため、周囲の人に配慮し管理します。

  • 狂犬病予防法等に定められたワクチン接種や寄生虫の駆除などを日頃から行っていること
  • 飼育に必要な物資は避難時に全て持って避難すること
  • ケージに入れて飼育が可能であること
  • 飼い主が全ての責任を持って飼育ができること
  • 飼うのに許可が必要な特定動物ではないこと

以上が満たせない場合には、指定避難所において同行避難を受け入れることはできません。

避難の仕方は…

避難の仕方は様々あり、ペットを連れた避難生活が長期化する場合などは、あらかじめ頼んでいた親戚や知人に預けたり、自宅が安全であることが確認できれば、自宅で継続飼養するという選択肢もあります。

所有者明示

ペットが迷子になる事態などに備え、名札等の個体識別の他、マイクロチップの挿入も検討しましょう。
(犬の場合は、狂犬病予防法により義務付けられている鑑札と狂犬病予防注射済票を装着しなければなりません。

日頃の健康管理

避難先には様々なペットが来るため、普段からワクチン接種や外部寄生虫の駆除などの健康管理に注意する他、逃げ出した場合などに備え、避妊去勢手術を済ましておくことも重要です。

基本的なしつけ

他の避難者に迷惑をかけないよう、無駄吠えをしないことや、決められた場所での排泄、「待て」「おいで」などの基本的な号令に従うなどのしつけが重要です。
また、日頃からキャリーバッグやケージ等に入ることに慣れさせておくことで、スムーズな同行避難につながります。

ペットのための防災グッズ

災害が発生し、ライフラインが寸断しても数日はしのげるよう、ペット用のフードや水、ペットシーツなどを備蓄(少なくとも5日分以上)し、緊急避難のときに持ち出せる用意をしておきましょう。

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