町長日記2019年9月29日(いちのみや保育所、絵本読み聞かせイベントに参加)

   今日は、いちのみや保育所で開かれた、絵本読み聞かせイベントに伺いました。もう数年にわたっての催し物ですが、大分定着したようで、多くの方々が見えていました。例年通り、絵本作家のどいかや先生と、デザイナーの久永文先生のおふたりが見えてくださり、イベントをリードしてくださいました。

 読み聞かせでは、どいかや先生が、「ちりとちりり」シリーズの新作を紹介していただきました。「ちりとちりり」のお話はいずれもそうですが、夢の中で展開しているような幻想的な物語でした。

 製作コーナーでは、布製バッグにスタンプを押して、色を塗る、というのに参加しました。ある小さなお子さんが、わたくしのバッグにスタンプを押したそうでしたので、押して頂きましたが、一度に一杯押したので、出来上がった図案は、不思議な形になりました。

 大版の絵本を子供さんに読んであげるというコーナーがあったので、わたくしも参加して、子供さんがたに、「ぐりとぐら」を読んで差し上げました。これは、わたくしが子供のころにすでにあり、何度も読んだ絵本です。大きな卵が道に落ちているのですが、これは一体なんの卵なんだろう、と不思議に感じたことを思い出します。カステラができあがって、森の動物みんなで食べるのは、いかにも楽しそうで、おいしそうだと思ったことも覚えています。読んで差し上げると、大変皆さん面白そうに聞いてくださいました。わたくしも、いずれ、正式に物語の語り部に立候補したいと思いました。

 最後に、保育士の先生方の劇「あかずきん」がありました。何度も先生方が入れ替わりながら狼やあかずきんをつとめ、最後は中村所長代理があかずきんになって登場し、意外性でみんなの好評を博しました。

 いつもながら、よく工夫された面白い催しで、今後も続けてゆきたいと思います。お弁当をご一緒して、散会になりましたが、関係の皆様に深く感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。