町長日記 8月18日(知事と市町村長との意見交換会に出席と県土整備部訪問)

   今日は、午前中県庁で、知事と市町村長との意見交換会に出席しました。これは、事前に市町村から要望を提出しておいて、知事が総論で答えてくださり、担当部長がより具体的に各論的にお答え頂けるという会合です。

   わたくしは今回、事前に通告してあった案件以外に、ひとつお願いしました。それは、県の29年度の新施策として、保育士の給与を2万円引き上げるということを決められたことについてです。これは、知事からも千葉県の新予算の目玉としてご紹介いただいたものなのですが、実は私立保育所についてのみ適用するものとして、立地市町村が半額=一万円負担しなければいけないものなのだそうです。ところが、この施策を導入するに当たって、該当自治体としての一宮町には、全く情報がいただけ無かったのです。保育士の待遇改善は必要で、その趣旨については理解するものなのですが、市町村の負担が生ずるものであれば、事前の情報提供や、意見聴取なども、町に対して行っていただきたかった、ということを申し上げたものです。そして、今後はそういう場合に是非事前にお知らせ頂きたい、と申し上げたのです。

 県庁としては、面白くない要望だったかもしれません。しかし、一宮町の立場としては、こうした機会にお話しないと全くチャンスがないので、背に腹は代えられなかったというところだと思います。

   その後、県土整備部にうかがって、踏切拡幅について改めてお願い申し上げたところ、オリンピックも控えて重要だという観点から、現在JRと協議中で、まさしく努力中だ、とのお話を伺いました。結果としてどうなるかまだ不分明ですが、大いに前向きな感触を頂き、大変ありがたく存じました。