町長日記 8月28日(「まもるっく」の使用について打合せ)

   今日は、「まもるっく」の使用について、アルソックの担当者の方が見えて、打ち合わせを致しました。第一回アンケートの結果、三つのポイントが課題として浮かび上がりました。①持ち主のGPS位置情報が、場合によって精度が下がるということ。②持ち主のエリア指定地域への出入り情報が、保護者の手元にメールで届くことになっているのですが、その出入り情報の到着に大きな時間差がある場合があること。③電源がすぐ無くなってしまうことの三つです。

 アルソック側の見解によれば、第1のGPSは、屋外であれば位置情報が確実にとれるのだが、室内や自動車内に入った場合は、衛星で位置情報がとれないため、携帯電話のステーションの位置情報を用いざるをえなくなる。そうなると、精度が落ちざるをえないのだ、とのことでした。なるほどと思いました。しかし携帯電話の位置情報であっても、無いよりずっと良いと思った次第です。

 第2は、なぜそれが生じたのかについては、個別にチェックをしてみないとわからない、とのお話しでした。役場が間に立って、使用者の方との連絡をお手伝いし、個別的な話し合いを通じて、原因を探り、解決を図ってゆくことにいたしました。

 第3は、現在のところ、「まもるっく」の大きさにも拘束されて、これ以上の充電力を持たせることはできないとのお話しでした。家に帰ったら、直ちに充電器に接続する習慣をつけてほしいということでした。これは、習慣となればよいことなので、習慣づけが課題であると思いました。

   そういう問題があったにせよ、アンケートでは9割以上の方が、子供の安全確保のために有効だと思う、と答えられたことは重要です。今後、更なるアンケートを経て、改善しながら、予算化目指して議会に諮ってゆきたいと考えます。