町長日記 7月31日(一般社団法人ディレクトフォース観光立国研究会来訪と中学生の海外交流研修出発見送り)
午前中、嵯峨野彰さんが見えました。嵯峨野さんは、一宮のご出身で、一宮の伝統文化財、「上総とんび」の袖凧の製作者でいらっしゃいます。もと安田信託銀行につとめておられた関係で、現在「一般社団法人ディレクトフォース 観光立国研究会」のメンバーとして、観光を軸に、執筆活動などもしておられます。お父様の遺訓として、一宮のためになることをすること、というものがあって、現在嵯峨野さんはその教えに従って一宮の観光の応援団を買って出ているのだ、と仰っていました。先般、ディレクトフォースが編集出版した『日本再発見紀行 平成の今を伝えるこころの旅路』では千葉県の部を担当され、一宮町の紹介を執筆されました。この本はよく売れているそうで、一宮の知名度向上に寄与して頂けると思います。
嵯峨野さんが見えたのは、その「ディレクトフォース 観光立国研究会」の皆さんが、一宮と大多喜の視察にお出かけになられるという件についてのお話しでした。勤労感謝の日に挙行する予定だそうですが、私は予定が今のところ入っていないので、駅にお迎えに上がって、玉前神社ほかをご案内することに決めました。同会の皆様は各企業で要職を務められた方々ですので、今後の一宮の観光についても。ご助力頂けるものと期待を致しております。
夕方4時には、長生村の保健センター前で、中学生のオーストラリア行きの見送りにゆきました。中学生諸君はみな興奮していましたが、先生方の方が、責任感のなせるわざか、一層緊張していました。わたくしは「Enjoy your trip to Australia!」ということで、簡単に挨拶しました。実は同日テレビのニュースで、オーストラリアの空港に爆破物をしかけようとしたらしい?4人組が逮捕されたという話題がありました。震え上がりました。わたくしどものところから派遣されている諸君が、そうした厄介な事件に遭遇せず、無事に戻ってくることをひたすら願います。