町長日記 5月1日(台湾からの修学旅行生のホームステイ受け入れについて)
ゴールデンウィーク中とあって、珍しく決裁や協議案件が少ない日でした。
【台湾からの修学旅行生のホームステイ受け入れについて】
午前中、千葉県総合企画部の方々が見え、台湾からの修学旅行生のホームステイ受け入れ事業について要請を受けました。最近、台湾からの高校の修学旅行先に日本が選ばれることが多く、年間200から300の来日校があるそうです。来日の際は、日本の高校との交流と、ホームステイ1泊(まれに2泊)がメニューに含まれ、4泊5日、あるいは5泊6日くらいのスケジュールが多いそうです。これに対して各県で誘致合戦が行われており、現在、県下の高校のネットワークの強さなどから長野県が優勢だそうです。千葉県は、成田・羽田に近い割に、国際的に有名な観光スポットがないことから、需要が乏しかったらしいのですが、最近は、県の部局のご努力で、年間30数件の来訪者を集めるまでに至ったという話です。そして、特にホームステイ先の確保について、一宮町にも、協力を仰ぎたい、とのことでした。3年後にオリンピックを迎えるわが一宮町が、外国の来訪者の受け入れに協力しないという選択は無いと思いますので、言下に協力を申し出ました。今後、広く町の皆様に、2、3人~6、7人まで受け入れて頂ける方を募集いたしたいと思います。
同席した秘書広報課長も同意見でしたが、一宮商業高校とのコラボができて、その上で一宮町にホームステイできると一番よいと思いました。思えば、昨年の5月末に町長として登板する直前、一宮商業高校に台湾の実業学校の学生さんが訪問交流するところにご一緒させて頂いたことがありました。そうした際に、町もホームステイ先として呼応できれば、一宮の印象はさらに忘れがたいものとなるでしょう。実際、多古町ではそれが行われたそうです。
なお、訪問団は、台湾以外にマレーシアの方々も見えるそうです。今日はそのお話はでませんでしたが、マレーシアはムスリムの国ですから、ムスリムの方々の生活習慣に合わせた対応が必要になるのでしょう。いずれにせよ、今後一宮町として積極的に取り組んでゆきたいと思いました。