町長日記2018年1月7日(成人式と千葉土建労組長生支部旗開きと8区の2の総会に出席)
今日は、公民館大会議室で成人式が行われました。114人の方々のうち、30人ほどの欠席者がおられ、80数名の方での挙行となりました。
わたくしは、祝辞で、お酒の飲み方を慎重に練習してほしいこと、一生の職業とパートナーをみつけることに努力を傾注してほしいこと、などをお話ししました。自分の20歳のときのことは、今でもよく覚えています。瞬く間に還暦です。格闘すべき20代に、しかるべく格闘しておくことは、その後の人生の質に大きく関わってきます。わたくしの格闘が十分だったか否かはわかりませんが、相当力を尽くしたとは思います。
また、職業選択に関連して、一度は地元を離れて東京、或いはそれ以外の地、また海外で生活される方々もあろうと思います。しかし、ご自身が一宮のすばらしい環境ではぐくまれたことを忘れず、特に中年以降に、ご家族とともに一宮に戻ってきて地元を支えて頂ければ、ということも申し上げました。
実際、一宮で幼少時を過ごし、その後東京方面で、第一線に立って活躍された方で、定年前後から地元に戻ってこようというお気持ちをお持ちの方は、結構おられるようです。そうした地元愛をぜひとも忘れずにいて頂きたいと思って、メッセージとして贈らせて頂きました。いずれにせよ、今日、成人式を迎えた方々が、明るく楽しい未来を切り開いて頂くことを心からお祈りしたいと思います。
その後、長生村の太陽の里で開かれた、「千葉土建労組長生支部旗開き」という催しに伺いました。「千葉土建」の看板は、町内でも時々目にするもので、どういう活動をしておられるのか気になっていましたので、ご招待に応じて参加させて頂きました。
労働組合だからといって、政治的に一色に染まっているわけではなく、参加議員の方も、共産党の方、民進党の方、自民党の方、と所属は色々でありました。いずれにせよ、一人親方で仕事をしておられる職人さんがたが、様々な問題を解決・改善するために団結しているというのが基本であると拝見いたしました。労働組合の意義に関して、様々な意見があるようですが、わたくしは、社会的な要望・要求は、一人の個人ではどうにも実現しようがないので、組合を作って団結してゆくことは、他に代えられない選択であると思っています。かつて、わたくしが働いていた学習院大学には労働組合が無かったのですが、賃金をはじめ労働に関する問題で、当局と対等な交渉ができないという問題は、わたくしも感じておりました。