町長日記2018年1月4日(新春賀詞交歓会を開催と豊友会「一宮喜樂園」の理事長来庁)

   今日は、仕事始めの日です。公民館の大会議室で賀詞交歓会を開きました。議会と商工会との共催です。昨年は、年末の職員の不慮の事故で、急遽とりやめになりましたが、今年は穏やかな年末年始で、無事に開催することができました。多くの方がおみえくださいましたが、地元の森英介先生、そして石井準一先生のお二人の国会議員の方々がご出席下さり、会に重みを加えて頂きました。当日、森先生は3箇所、石井先生は全県区なので、8箇所を掛け持ちでまわる、と仰っておられました。先生方は、ご移動は大変ですが、ご出席いただいた方はどちらも大変喜ばれたと思います。

 会場では、お正月を寿ぐということで、玉前雅楽会の皆さまに、雅楽の演奏を頂きました。茂原の駅長さんが見えておられましたが、大変めずらしいということで、感心しておられました。確かに、雅楽の生演奏ができるところは、自治体多しといってもさほどないかもしれません。わが町の誇るべき伝統のひとつです。

 また、会場には新地の伊藤さんにお貸しいただいた立派な松の盆栽と、長谷川農園さんがあつらえて下さったシクラメンの鉢を飾らせて頂きました。大変見事な松の枝ぶり、そしてかわいいミニシクラメンのお花、と会合に文字通り「花」を添えて頂いたわけです。こうした、お力添えを賜ったすべての皆さまに、心より御礼を申し上げたく存じます。

 夕方、豊友会の理事長さんが、「一宮喜楽園」のことで、役場にみえました。これは、喜楽園を建設するに際し、元来つけるという計画であった、屋上までの外付け階段が、4階までに仕様変更がなされたこと、ところが一宮町には工事完了まで通知がなかったこと、についての説明と陳謝でみえたものです。理事長さんが、プロポーザルでも強調され、地区説明会でも強調されていた屋上までの外付け階段を、なぜ町に知らせずに仕様変更してしまったのか、大変不可解であり、また信頼関係の維持に影響する事案ですので、お越し頂きました。

 説明を受けた限りでは、安全問題、資金問題などが仕様変更の根拠であったということです。いずれにせよ、仕様変更するのなら、直ちに町にご連絡いただかなくてはなりません。それを遅滞したということについては、陳謝を頂きました。

 喜楽園は、3月1日開園ということで進んできたものです。今後の対応については、地元の要望にこたえてゆきます、との確約を書面で頂きましたので、地元船頭給の皆さまのご意向をまず伺って、それをふまえて町も方針を固めることを確認しました。