町長日記 12月30日(「ぼうぼうラーメン」で目睹したマップ)
今日は、長柄町の長柄ダムにある「ぼうぼうラーメン」というお店でお昼を頂きました。そのお店の待合のコーナーに、長生地域マップが張ってありました。これは、わたくしは詳しく見たことの無いものでしたが、結構参考にすべきよい出来の地図でした。まず、一宮町についていうと、直売所がきちんと列挙されていること、釣ヶ崎・加納公の墓など、意外に載せられることの少ない名所も載っていること、などが評価できました。また、大多喜から睦沢を通って一宮の東浪見海岸まで続く、歩く道や、自転車道路なども明記してあるところが魅力的でした。こうした情報は、今後一宮と周辺を、車だけでない形で周遊してもらおうという構想からすると、必須なものです。
以前、一宮にはロマンロードという歩くルート設定がありました。これは、近年まで看板が駅前に出ていましたが、最近の改修で、描き換えられてしまいました。産業観光課に問い合わせてみたところ、始まったのが渡辺町長の頃ですから20数年前のことで、資料もなくなっている、とのことでした。
わたくしは、大変残念に思います。ロマンロードは幸いに考案者の吉埜隆氏がお元気ですので、お話を伺うことができます。それで色々と再現してみたいと思います。ただ、関東ふれあいの道もそのように思いますが、全体に、わが国、或いはわが町では、どうも歩くルートは設定するところまではよいけれど、その後のプロモーションが足りないようです。もっとさまざまに仕掛けを作りながら、その楽しさ情報を発信してゆかなければならないでしょう。
「ぼうぼうラーメン」で目睹したマップは、そうしたことに関してインスピレーションを与えてくれました。