町長日記 12月5日(農産物の加工品を販売するための戦略)

   今日は庁舎内で、町の農産物の加工品を販売するための戦略について話し合いました。企画課職員によると、加工施設の営業許可の手続きは、衛生管理の基準を満たすのが難しいのではなく、施設を占有していなくてはならず、それがむしろむずかしいのだということでした。指定者管理制度を運用してゆくことで、これまでも加工品の製作に携わってきた方々の製品が売れるようになればなによりです。制度的な環境整備が必要だということになりました。また、町外の事業者の方の加工所での加工を委託して製品化する道もあるのではないかということで、それも合わせて進めることにいたしました。

 地元の農産物の加工品開発は、全国で様々に取り組まれています。わが町にも、トマト・メロン・梨と、定評のある農産物があります。しかも、現在までに開発・製作されている製品は、大変おいしいものです。トマトのケチャップは、大手企業のものよりも、酸味もあって、はるかにさわやかな味わいでした。スパゲッティーにまぶして頂いたところ、目が覚めるような感じがするほどでした。また梨のドレッシングも大変美味しく、必ず広く歓迎されると思います。これから町の農家の関係者のご努力がさらに大きな実を結ぶよう、町はバックアップしてゆきたいと思います。