町長日記 12月4日(西部地区社会福祉協議会の敬老の集いに出席)

   今日は、一宮館で開かれた西部地区社会福祉協議会の敬老の集いに出席しました。結婚50年のお祝いに出席されたのは、わたくしのお隣にお住まいで仲良くさせて頂いている岡様ご夫妻でありました。これからもおふたりどうぞ仲良く笑顔でお過ごし下さい。50年とはなかなかに長い年月ですが、わたくしも先輩方のあとに続きたいものです。

 西部地区では、伊丹地区社協会長が仰っていましたが、今年は出席者が多く、バス二回でお迎えしたそうです。お集まりの皆様は75歳以上ということですが、なるべく外へ出て活動に参加して頂くことが健康につながると思います。ご参加の方が多かったというのは、まことによろこばしいことだと思います。

 お歌の披露のなかに、ご婦人による「九十九里大漁木遣り歌」と「十二社祭り木遣り歌」のご披露がありました。地元の民謡はやはりよいものです。「九十九里大漁木遣り歌」の歌詞は、以下の通りだそうです。お囃子は、二番以下も一番と同じく入ります。

 

(ハ~  大漁だ大漁だ) ハァ~ ここは九十九里 (ハ ナンダコリャ)東浪見ヶ浜は (ハ ヨイヨイ)今日も大漁の (ハ ナンダコリャ)ヤレ 旗の波 (ハ ヨイヨイ ヨイトセ ハ アリャリャ ハ コレワノセ ハ ヤァヤトセ)

ハァ~ 浜が大漁で 陸万作で  村にゃ 黄金の ヤレ 花が咲く 

ハァ~ 入熊沖へと 両舵おろし 入れて出すまい ヤレ 色鰯

ハァ~ 鯨汐吹く 小波もあるに 沖さ取り出す ヤレ 鳥毛網

 

 一宮は小さな町ですが、こうしていくつも民謡があるということは、すばらしいことだと思います。特に人生の、先輩方からご披露されると、ひとしおの感慨を催します。